CANALETTO-Venezia e i suoi splendori

*「水の都」として世界遺産にも登録されている運河の都市ヴェネツィアを描いた画家・Giovanni Antonio Canal(1697-1768)、通称カナレット(*Canaletto)没後240年を記念して2008年10月23日〜2009年4月5日までヴェネツィア郊外のやはり運河沿いの貴族の邸宅で有名な都市トレヴィーゾで開催されたヴェネツァ派画家の懐古展覧会に因んで2008年に発行された切手フォルダーです。 

イタリア語でカナ-レ(Canale)と呼ばれる運河は都市国家ヴェネツィアが東方貿易による巨万の富みを背景とした地中海最強の共和国として栄える為に大きな役割を果たしました。 「Canal=カナル」の名の通りその繁栄の都市を見事に描いた彼の作品を中心に当時のヴェネツィア派画家達の描いた作品の数々は今もヴェネツィアの栄華を記録した貴重な芸術として高く評価されています。

カナレットの作品を表紙にしたフォルダーには懐古展を記念して発行された2枚のポストカードに同じくカナレットの銅版画作品のリアルト橋を描いた記念切手に懐古展開催日の2008年10月23日のトレヴィーゾ中央郵便局のスタンプが押されています。

PTF15BG: \3,300-
*Folder size: 縦29.7x 横21cm (A4サイズ *2つ折り)

※2008年10月23日の発行日記念スタンプの押された60セント切手はヴェニスの運河に架かる有名な屋根付きのリアルト橋の図案です。 ポストカードの上に並んだヴェネツィアに因んだピンバッジはこちらです。(別売品)


*フォルダ内側にはポストカード2枚がセットされています。

ポストカードの一枚は1720年頃にカナレットの描いたカナルグランデ(大運河)と福音教会です。

もう一枚のカードにはカナレットの風景画の師と言えるヴェネツィア派の画家ルカ・カルレヴァリス(Luca Carlevaris)の描いた「イギリスのジョージ伯爵のヴェネツイア総督宮殿訪問」です。