-18.08.23


Fiatの新着商品です。
100%自社生産のイタリアのダイキャストモデルの老舗、BRUMMのFiatの1/43新作、限定モデルが入荷しました。
NEW!!BRUMM: Fiat 600 Multipla 1956-1/43ダイキャストモデル
1956年にデビューしたFiat 600Multiplaの1stシリーズの商用モデルの新作です。
Fiat500の生みの親である当時のチーフエンジニア、ダンテ・ジアコーザのアイデアが光る元祖多目的車(Multipurpose car)として誕生したFiat 600 Multipla。

どちらが前か判らない(?)と言われる事も有る特異なスタイルは荷室を後方に設けるのが難しいリアエンジン車の
Fiat 600をベースにしていながら、運転席を前輪軸真上にする事で車内有効スペースを拡大、3列シートで6人乗り(!)と言うまさにコロンブスの卵的発想から生まれた車です。  1960年代は数多くが商用車やタクシー車両としても使われました。

今回の新作はイタリアの靴墨ブランドで有名だったBrillと今も様々なチョコレート菓子を製造するトリノの老舗、Caffarelの営業車です。 それぞれ特徴的なブランドロゴとグラフィックをあしらった車体を再現しています。



Fiat 600 Multipla 1956 " Brill "
BMR580:¥5,200- (*Yellow/Black )



*Rear View(*シート色:Light Grey))


*Front View


*Side View
*La Perla dei lucidi=「真珠の輝き」の文字が入っています。


Fiat 600 Multipla 1956 " Caffarel "
BMR595:¥5,200-
(*Dark Brown/Cream)



*Rear View(*シート色:Light Grey)


*Front View


*Side View
*チョコレートブラウンに筆記体のCaffarelの白文字が映えるボディグラフィック。

NEW!!BRUMM: Fiat600D Multipla 1961 "OVERLAND" 1969:1/43-*250個限定ダイキャストモデル

同じくBRUMMが1969年に若者二人が達成した大陸間冒険自動車旅行を記念して製作した限定ダイキャストです。
OVERLAND Australia-12 February 1969-England 29 June 1969と書かれている通り、1969年の2月12日にオーストラリアをスタートして同年6月29日にロンドンに到着する快挙を成し遂げました。


特製ケースには出発の地オーストラリアから14,500マイル=23,200Kmの旅をやり遂げたフィッット600D・ムルティプラの写真が使われています。
ライトグレー/ブルーの車体に旅行コースイラストの入った実車を忠実に再現しています。
*総数250個限定モデル

 


FIAT 600D Multipla(1961) "Overland Australia-England" 1969
BMS1716: ¥7,800-(*Cream/Blue grey)



*ベースにシリアル入りです。
*250個限定品

*モデルにはオーストラリア帰国後にこの冒険旅行を共に敢行したロンドン出身のイギリス人、スチュワート・ハーパーの消息を失ったブルース・トーマスから情報提供を求める黄色いMISSINGのカードが入っています。 「手がかりを持っている人はこのメールアドレス宛に一報を」と書かれています。


*1967年にオーストラリアで各々別のグループで地理調査に関わって出会ったオーストラリア出身のブルース・トーマスと英国人のスチュワート・ハーパーは共にインドから英国への自動車旅行を計画している事を知って意気投合し、二人で共にチャレンジする事になりました。 既に中古のフィアット・ムルティプラを購入(当時175ドル=現在の2000ドル程度)していたスチュワートは早速冒険に必要な改造を施し、1969年2月12日、スタート地点のスリランカ・コロンボへ向けて船積みしました。 当時第3次中東戦争の影響でスエズ運河は閉鎖されていた為珍しい出来事でした。 現在ブルースが旅行中に撮影した貴重な記録写真はbmthomas1944のアカウントで "Colombo to London Overland 1969"を検索すると見る事が出来ます。

出発したオーストラリアの象徴であるカンガルーのシルエット、OVERLAND AUSTRALIA-ENGLANDの文字とその旅程ルートが描かれた車体をナンバープレートも含めて忠実に再現しています。


*Rear view


*Front view


*Side view