-15.07.30


Ferrariの新着商品です。
イタリア製ハンドメイドモデルブランドGAG MODELの新作、今回はFerrariのV12エンジンを搭載した1/43 Racing Boatモデルの新作が入荷しました。
※スピードボートの1/43モデルです。

NEW!!GAG MODEL:Racer San Marco - Ferrari 375 V12 Engine 1958- 1/43レジンハンドメイドモデル *1/43 Resin handmade models


1930〜40年代、自動車産業の発展に伴ってスピードへの憧れとその実現を追求するメーカーによってモータースポーツの世界は急速に発展していきました。 そしてイタリアでは戦後の経済復興と共にスピードへのチャレンジは水上スポーツの世界へも広がり、高性能自動車エンジンをスピードボートへ転用する事もアルファロメオやランチア、マセラティエンジン等でも行われ始めました。 

1954年、ヴェネツィア出身のスピードボート選手で造船技師のオスカー・スカルパ(Oscar Scarpa)がミラノに設立したスピードボート専門の造船所-Canriere San Marco-サン・マルコ造船所もそうした自動車用高性能エンジンを水上レーサーに搭載したスピードボートを数多く製作しました。 1957年、1951〜52年シーズンにフェラーリのF1マシン,F375に使われた4,493.7ccの排気量を持つV型12気筒エンジンを搭載するこのMaurizio I世号を建造しました。 気筒当たりツインプラグを備えたフェラーリエンジンは12:1の圧縮比で最高385HPを発生し、1960年の第20回Raid Pavia-Venezia水上レースの800kg-2シーター・ボートクラスに出場しました。 ※Raid Pavia - Venezia:1929年に始ったロンバルディア州のパヴィアのTicio川スタートしPo川からヴェネト州のヴェネツィアをゴールとするヨーロッパ最長の400Kmの距離で競う現在も続けられているスピードボートレースです。

造船所のオーナー技師であると同時に優れたスピードボートレーサーでもあったオスカー・スカルパは息子のサンドロと共に1975年までにイタリアの高性能スポーツカーのエンジンを搭載するエレガントで高性能なレジャーボートとスピードボートの専門造船所として数百隻以上を建造し、更に30の水上速度世界記録と数百のレースでの勝利を記録しています。 モデルでもフェラーリレッドとマホガニー仕上げの船体をレーシーなコックピットと共に雰囲気たっぷりに再現しています。(*専用ケース付き)*100個限定品
*後ろに映る2台の375F1-1/43モデルは別売品です。 *ボート手前のFerrari 375 Plusはこちらです。

*左はMonzino Guido Allione Maurizio組でRaido Pavia Veneziaの二人乗りクラスに出場した実船です
*Speed Boatに使われたのはFerrari 375F1と同じ4,493ccから360HP(!)を発生する60°V型12気筒フェラーリエンジンをフロントに搭載しています。


Racer San Marco "Ferrari 375 Biposto" 1957
GAG0643:
※完売*SOLD OUT


*Rear View


*Front View






*Side View