-13.12.03


Abarthの新着モデルです。
イタリア・フィレンツェのCARRARA MODELと同じくパドヴァのIV MODELからレジン製ハンドメイドモデル新作が入荷しました。
NEW!!Carrara Models : OM Tigre Bisarca "Abarth Corse Transporter" 1966:1/43限定特注レジンハンドメイドモデル

当店がイタリア・フィレンツェのCarrara Modelへ特注したOM Tigreの Abarth Corseトランスポーターです。

まだ若干31歳と若さながらABARTHのモデルで有名なキット・ブランドBARNINIを主宰していたヴァレリオ・バルニーニ氏の元で永年アシスタントとして修行を積み、現在は旧バルニーニの原型を総べて引き継いで後継者としても又独立したアトリエ派モデラーとしても活躍しているデニス・カッラーラがかつてのCarPin Modelブランドからより一層自らのモデル作りへの情熱を注いで作り出すカッラーラモデル(Carrara Models)への特注品です。

本来固定式のリアゲート部分を開閉式に改める作りの他、ベースにはABARTHのサインボードも加えられて旧バルニーニの原型をリファインして再現するのみに留まらず自らのアイデアを盛り込んで新しいモデルとして提案する事に熱心なモデラーの愛情を感じる、正に作品と呼ぶに相応しい魅力に満ちています。 自ら「スペシャルライン」と名付けるこのモデルはその作りに相応しい、こちらも全て自身がモデルに合わせて丁寧に工房で作るオリジナルの木箱に納められています。 「僕は木箱を開けて覗き込むコレクターの顔を想像しながら一つ一つ大切に作りたい」と常にコレクターを喜ばせたい、と純粋な情熱を傾ける若きマエストロの傑作です。

*左の写真はフィレンツェ市内を一望するミケランンジェロ広場に立つデニス・カッラーラ氏近影です。

*OM Tigreトラックベースの Abarth Corseトランスポーターです。
1958年から62年に生産されたイタリアOM(*Officine Meccaniche di Milano)社製の中型トラックTigreは6,870ccから105HPを発生するディーゼルエンジン搭載の同社の中核モデルでした。 車体に入ったアバルトのエンブレムや協同開発した軽量マグネシウムホイールで有名なカンパニョーロ、オイルのシェルのマークも雰囲気満点です。 釣り下げられたスペア・タイヤやモデルは要所にエッチングパーツを用いて往時の姿を見事に再現しています。(*モデル全長約20cm) 
(*専用木製ケース付き)(*割り引き除外品)

※下の写真はABARTH本社工場で次のレースに向けて車を積み込むアバルトチームです。


*モデルに合わせて製作された特製の木製ケースに納められています。別パーツのラダーステップも付属します。
※BOXサイズ:幅37cm x 奥行13cm x 高さ12cm


OM -TIGRE "Bisarca Scuderia Abarth Corse" 1966
CRSOMT01 : 
※完売 *Sold out


ベースサイズ:幅34.5cm x 奥行き10.5cm モデル本体全長:21cm

*Rear View(*リアのゲートを閉じた状態です)


*Front View



※Side View

*車載のモデルは総べて別売品です。上に搭載の車両はOT1600 Proto1000Bialberoです。


*積み込まれようとしている1000Bialberoです。 ABARTHの看板も加えられています!

NEW!!IV Model : OM Tigrotto Bisarca Civile (*Public transporter) 1957(〜72): *1/43限定レジンハンドメイドモデル
イタリア・パドヴァのハンドメイドモデルブランド, IV MODELの新作、OM Tigrottoのカートランスポーターです。

イタリアIV MODELの新作、OM Tigrotto(*イタリア語で虎の子供の意)の カートランスポーター(*イタリア語でBisarca)です。

1918年、それまでは鉄道車両製造に関わってきたミラノに本拠を構えるOM(*Societa Anonima Officine Meccaniche di Milano)は前年に倒産した同じく蒸気機関車から自動車製造に進出していたZUSTの後を継ぐ形で自動車製造に乗り出しました。 順調に事業を拡大して1925年にはミラノに程近いブレシアの街にも会社を設立(*OM Fabbrica Bresciana di Automobili)、そこでは主に乗用車を製造しました。 1927年に始まったミッレミリアの第一回では地元ブレシアのメーカーとしてOM Tipo 665 sportで出場し、1,600Kmを21時間4分48秒で走破し見事記念すべき第一回大会で優勝を納めた事でも有名です。
 
OMは高性能なディーゼルエンジンが市場から高く評価されて事業の拡大を図った1933年、イタリアの巨人FIATの資本を受け入れて以後トラック・産業用車両専業メーカーとして発展しました。 戦後もブレシアを本拠に製造を再開しました。 このOM Tigrotto(*伊語でトラの子供の意)は1957年にデビューした4,156cc/67HPの最高出力エンジンを搭載した中型トラックで、先代のヒット作、OM Leoncino(*イタリア語でライオンの子供の意)から派生したモデルでした。
今回のモデルは1961年のドイツニュルブルグリング・サーキットで開催された500Km耐久レースや1962年のルマン24時間耐久レースに出場したアバルトチームの車両運搬に使われたトランスポーターと同型の車両です。 車体はライトグレーのキャビンと暗めのレッドの車台が渋い配色です。
IV MODELはこのトラックを細部に渡って当時の雰囲気たっぷりに再現しています。※100個限定品(*専用アクリルケース付き) *モデル全長約16cm

※左写真は1962年のフランス、ル・マン24時間レースに遠征したABARTH700Sを運んだ同型トランスポーターです。


OM -TIGROTTO "Bisarca Civile" 1957~72
IVTIPM64 : (Light Grey / Red)
※完売 *Sold out

*Front View
 


*Rear View
*Side View (*モデル全長16cm)
*リアのゲートを開いた状態です


*Front View


(*車載のモデルは総べて別売品です。)※小型車なら3台のモデルが積載出来ます。

※写真で積載しているのはLancia Flaminia Zagato 1958(*TRON製1/43レジンモデル), Fiat 600D 1960 , Fiat 500D 1960(*各BRUMM製1/43ダイキャストモデル)です。


上に積載されている
Lancia B20はこちらのモデルです。(*別売BRUMM特注品)