-13.12.13


Alfa Romeoの新着商品です。
CIEMME-FASTとMADYEROのレジンモデル, TRONとAUTODELTA43の新作が入荷しました。

New arrival!!Autoelta Racing Alfa Romeo : 33TT3 6Hours Daytona 1972 & 33TT12 Targa Florio 1973-1/43レジンハンドメイドモデル

1961年、フェラーリの主任技術者としても活躍したカルロ・キティ(Carlo Chiti)とロドヴィーコ・キッツォーラ(*Lodovico Chizzola) が設立したAuto-Deltaを母体に、1963年に設立されたアルファロメオのレーシングマシン開発やレース活動全般を担当したアウトデルタ(*AUTODELTA)。
アルファロメオのレース活動に栄光の歴史を刻んだ組織は今年で設立50周年を迎えました。

アウトデルタの開発したAlfa RomeoのスポーツGTプロトカーを代表するTipo33シリーズの2台、33TT3と33TT12のハンドメイドモデルです。 


AUTODELTA50周年ステッカーとピンバッジはこちらです。
(*別売品)

Fianl Stock!CIEMME 43 - Alfa Romeo 33TT3 6Hours Daytona 1972-1/43レジンハンドメイドモデル

フィレンツェの旧MG MODEL(*現ATELIER MODEL)が手掛けるレジンハンドメイドモデルのブランドCIEMME43のAlfa CollectionのAlfa 33TT3です。 最終在庫のモデルが入荷しました。


アルファのレーシング部門アウトデルタは1967年に生み出した純レーシングマシンのTipo33/2に続き1969年には2,998ccに拡大した33/3を送りだしました。5リッターエンジンを搭載するフェラーリ、ポルシェには力の差が大きく苦戦しましたが、ブランズハッチとタルガ・フローリオで勝利したTipo33/3は、優勝を逃したレースでもコンスタントに上位入賞を果たすなどシーズンを通して高い戦闘力を発揮し、アルファロメオは1971年のワールド・スポーツカー・チャンピオンシップ(*WSC)でポルシェに次ぐ2位を獲得します。 33/3が好成績を収める中、アウトデルタは1972年に総合優勝を目標に開発した新型マシン、Tipo 33TT3をシーズン途中から33/3と共に実戦に投入します。 「TT」は伊語でチューブラー・フレームを指す「Telaio Tubolare」の頭文字を取ったもので、名前の通り33TT3は33/3より更に軽量化されたアルミ製のマルチ・チューブラーフレームで構成されたマシンでした。 1972年のWSCは新しいレギュレーションの下でエントリーは3リッターまでのマシンに制限されると共に、排気量に応じて最低重量制限が課せられるようになります。排気量制限は同じく3リッターに制限された当時のF1とのパワーユニットの共有化を計ったもので、耐久性の低下を考慮して73年からはWSCのレースは最高6時間もしくは1000Km以下に抑えられることになりました。
1972年のデイトナはその新ルールを見越して旧来の24時間から6時間に短縮されて開催されました。アウトデルタ・チームには新たに米国人ドライバーのピーター・レブソンが加わり、決勝ではFerrari 312PB勢を相手にこのレブソン/シュトメレン組のTT3が一時トップに立ちましたが、残念ながらエンジントラブルでリタイヤとなりました。 モデルでも軽量化の為に2,240mmのショートホイールベース化され、ロールバーもドライバー背後のみとコンパクトな33TT3の姿をハンドメイドならではの繊細な細部表現で上手く再現しています。(*専用ケース付き)


ALFA 33TT3 Team AUTODELTA"Daytona 6 Hours 1972"
FAST48:
※完売 *Sold out


*Rear View

*左写真はレース前にアウトデルタのエンジニアと話すアメリカ人ドライバーのPeter Revsonです



*Front View




*Side View
*Driver: Peter Revson/ Rolf Stommelen


*スパルタンなレーシング車両のコックピット内部も再現しています

NEW!!REMENBER/MADYERO-Alfa Romeo 33TT12 Targa Florio 1973 -1/43レジンハンドメイドモデル


こちらはイタリア・フィレンツェのハンドメイドモデルブランドMADYEROのAlfa 33TT12です。



1972年にWSC総合優勝を目標に開発したAlfa Romeoの新型マシンTipo33TT3。 結果的にフェラーリ312PBのシリーズ10戦全勝でタイトル獲得に失敗したアウトデルタはより強力なパワーユニットを開発しました。 カルロ・キティの設計による水平対向12気筒エンジンは2,995ccの排気量から11,000rpm/500HPを発生しました。

このREMEMBER製モデルは33TT12のデビュー戦となった1973年のタルガ・フローリオに出場したアウトデルタの車両です。
イタリア人のAndrea De Adamichとドイツ人Rolf Stommelen組のこのN.6車両はスタート直後トップに出たフェラーリ312PBに食い付いて、ファラーリがフラットタイヤの磨耗でタイヤ交換に手間取った後、ドライブシャフトの破損でリタイアした後を襲って勝利に向けたチャンスを得ましたが、ランチアフルビアとの接触で残念ながらリタイアとなりました。 しかしこのレースでR.Stommelenは平均126.248 km/hの最速ラップをマークして33TT12の可能性を示しました。

モデルでも初期型33TT12の特徴をハンドメイドならではの手法で細部迄忠実に再現しています。(*専用ケース付き)


ALFA 33TT12 AUTODELTA "TARGA FLORIO 1973"
MADYM17:
※完売 *Sold out


*Rear View

*左写真はレース前にアウトデルタのエンジニアと話すドライバーのAndrea Adamichです



*Front View


*Side View
*Driver: Andrea de Adamich / Rolf Stommelen

*コックピット内部も繊細に再現しています

NEW!!TRON/STAR : Alfetta GTV6-2.5 1980-1/43 White Metal Hand built model

イタリアのキット/ハンドメイドモデルの老舗、TRONのAlfetta GTV6-2.5 1980です。
1972年発表されたアルファの中核セダン『アルフェッタ』。 その名は戦前の最強グランプリカーTIPO158/159 Alfettaに因んで命名されたエンジンとギアボックスを前後に理想的に重量配分するトランスアクスル方式を採用した当時の量産車として画期的なモデルでした。 更にその2年後の1974年、イタルデザイン/ジウジアーロがデザインを担当したクーペがこのAlfetta GTです。 当初はセダンと同じ1,779cc/122HPの4気筒ツインカムエンジンでしたが、1976年には1,962cc/130HPのGTV2000が追加され1980年には内外装にマイナーチェンジが加えられ、上級セダンAlfa 6用に開発されその後も長くアルファロメオのV6エンジンとして採用されたSOHC 2,492cc/160HPエンジン搭載のGTV6-2.5がデビューしました。 今回のモデルはトロンのSTARシリーズのエンジン付きホワイトメタル製キットを2個のみ完成品にしたモデルです。 アルファロメオのトップレンジとして名器の名を馳せたそのエンジンもしっかり再現した、ハンドメイドならではのモデルに仕上げています。深みの有るロッソアルファのボディカラーの美しいモデルです。(*専用ケース付き)


Alfetta GTV 6-2.5 1980
TRST29: ¥35,000- (*Rosso Alfa)


*Rear View(*内装色:Tan)
*特徴のあるホイールも忠実に再現しています


*Front View


*Side View


*フロントグリルもエッチングパーツで繊細に再現しています。


*フロントフードの下に納まったV6エンジンも丁寧に再現しています。

NEW !! AUTODELTA 43: Alfa Romeo 6C1500 Super Sport 1928 - 1/43レジンハンドメイドモデル


斜塔で有名なイタリア・PISA郊外の小さな町、Montefoscoliで製作される少数製作のハンドメイドモデルブランド、AUTODELTA 43のAlfa 6C1500 Super Sportの1/43モデルです。 職人気質で少数製作モデルに情熱をかけるRicci Sara氏のこだわり溢れる見事なモデルです。

※左写真はムゼオ・ストリコ・アルファロメオに保管されている実車です。


※上の写真は2014年のMille Migliaに出場し総合6位に入賞したイタリアのFabio Salvinelli/Maurizio De Marco組の車両です。(*2014.09.12 update)

1928年、アルファロメオの主任技師ヴィットリオ・ヤーノ(*Vittorio Jano)は1925年に送りだしたアルファ初のSOHCエンジン搭載のAlfa 6C1500をツインカム化した6C1500 Super Sportを追加しました。SOHCと変わらぬ62x82mmのボア-ストロークながらツインカム化と圧縮比を6.75:1に高めてシングルカムの44HP/4200rpmから60HP/4,800rpmに出力アップしています。 更にレースへの参加を前提としてスーパーチャージャー付きのモデルも用意し76HPを発生しました。 1928年のミレミリアではザガートボディの一台がジュゼッペ・カンパーリのドライブで見事総合優勝しています。
このモデルは現在はアルファロメオ・ムゼオに保管されているカロッツェリア・ファリーナの架装した6C1500SSの車両をAUTODELTA43が細部に至るまで忠実に再現しています。
繊細なパーツ構成で再現されたディテールは複雑なフロントグリルの再現を始め運転席回りに至るまで見どころ充分な作品です!
(*50個限定製作品。専用ケース付き)


Alfa Romeo 6C1500 Super Sport 1928
ADSR03: (*Rosso Alfa)
※完売 *Sold out


*メッシュ状のヘッドライトガードやラジエーターグリルの仕上げも実にリアルです


*ベースに付けられたアルミエッチングのプレートも凝った仕上がりです


*Rear view

※運転席回りもムゼオの実車取材に基づいて忠実に再現しています

*リアのスペアタイヤの固定金具はアルミ挽き物で再現しています!


*Front View



*凝った作りのフロントグリルも見事に再現しています


*Side View

*エッチング製のStabillimento Farinaのエンブレムも付けられています。折り畳まれた幌の質感も忠実に再現しています。

※左は後に独立してピニンファリーナを設立するBattista"Pinin" Farinaの長兄、Giovanni Farinaが1919年にトリノに設立したカロッツェリア、スタビリメント・ファリーナのエンブレムです。 1953年に活動を終えるまで、アルファロメオを始めフェラーリ、フィアット、ランチア等のボディ架装を数多く手掛けました。