-13.12.03


Fiat AbarthとAbarth-Osellaの新着モデルです。
イタリアからCARRARA MODELSのレジン製ハンドメイドモデル新作が入荷しました。
NEW!Carrara Models : Fiat Abarth 1000SP & Abarth Osella PA-1 - 特製ケース入り1/43レジンハンドメイドモデル
アバルト車のキット/完成品で有名なBARNINI譲りの原型を元に改良完成品を手掛けるブランドとしてスタートしたイタリア・フィレンツェのまだ31才の若きモデラー、Denis Carraraが新たにモデラー自身の名を冠したカッラーラ・モデル(*CARRARA MODELS)として再スタートを切った昨年の新作、Fiat Abarth Formula Italiaに続いてAbarthの新作です。 1点1点、これも自作の宝石箱の様な木製ボックスに入った正にオーダーメイドなスペシャルシリーズのモデルです。(※限定受注製作品)※会員割り引き除外品



1966年3月、カルロ・アバルトは連続する12ケ月に50台以上生産するスポーツカーチャンピオンシップのグループ4カテゴリーに向けてこの1000SPを開発しました。 リアに搭載されたフィアット600Dのエンジンはアバルトの手によってオリジナルのDOHCヘッドを搭載、982ccに拡大されて12:1の圧縮比から155HPを発生しました。
グラスファイバー製の全長:3,525、全幅:1,645、全高:975mmの低く小さなバルケッタボディは総重量僅か500Kgに納められて最高速215Km/hを誇りました。
今回のモデルは昨2012年で初開催から40周年を迎えた伝統あるイタリア中部トスカーナ地方のAREZZO郊外のPieve Santo Stefano-Passo dello Spino間ので競われる1974年のヒルクライムレースにFirenze Corseのジェントルマンドライバー、Maurizio "YORK" Lastoraioliのドライブで出場した車両です。 モデルでもスペシャルシリーズに相応しいリアフェンダーのエンジンインテーク開口部にはメッシュを使う等、細部に至るまで其の特徴ある姿を丁寧に再現しています。
(*特製木製BOX付き限定モデル) ※一点一点ボックス蓋裏に証明シートが付きます。


Fiat Abarth 1000SP "YORK" Passo dello Spino 1974
CARS1000SPY : (*Red)
※完売 *Sold out
*リアのエンジン吸気ファンネル上部開口部はメッシュを使って再現しています!


*Rear View

※リアの開口部から覗くエンジンも繊細かつ丁寧に再現しています


※リアの開口部から太い排気管が突出す特徴的なリア回りもリアルな作り込です。



*Front View
*特製モデルに相応しく真鍮製のプレートが付きます


*SideView


*コックピット内部も丁寧に作り込んでいます。

*フロントフード先端の開口部から奥に覗くラジエーターコアもしっかり再現しています。
一般道で行われるヒルクライムには必需品のノーズ下の飛び石ガードも装着しています。


1971年にフィアットの資本傘下へ納まったABATHは少量生産の自動車メーカーからフィアットのレーシング/コンペティションカー製作部門という位置付けに変わって行きました。 それに伴って以前からアバルトパーツをプラベーター向けに供給サポートするビジネスでアバルトと関わりの深かったEnzo Osellaが率いるオゼッラ・コルセ(*Osella Corse)が旧来のAbarth Corseのプロトタイプレーシングカーによるレース活動を担う事になりました。 このような組織変更にも関わらず1972年には2.0リッター以下のヨーロッパスポーツカー選手権に於いて10レースの内5レースで勝利を納めるなど両者のタッグは成功し、Osellaは1973年シーズンに向けて更に戦闘力を強化したマシンの開発をABARTHに依頼しました。 新しく開発されたレーシングプロトタイプは前Abarth-Osellaの技術者Alberto Guerratoに敬意を表してAbarth Osella PA-1(*Preparato Alberto-1の略)として1972年冬に発表されました。 リベット留めされたシートアルミニウム製モノコックシャシーを持つコンベンショナルな構成のマシンはフロントWウィッシュボーン、リアは鋼管製サブフレームにマルチリンクサスペンション、4輪ベンチレーテッドディスクブレーキに前後アンテイロールバーを装着しています。
オゼッラが信頼するアバルト製の1,981cc-DOHC16バルブ4気筒レーシングエンジンはルーカス製インジェクションを装着して8,700 rpm/270HPを発生し、僅か575Kgの車重もあって最高速度は310Km/hを達成しています。
この初期プロトでは1973シーズンで実戦投入される前のダブルコックピット、2枚に別れたリアウィング仕様を忠実にモデル化しています。(*特製木製BOX付き限定モデル) ※一点一点ボックス蓋裏に証明シートが付きます。


Osella-Abarth PA-1 Presentation 1972
CARSOSPA1 : (*Red)
※完売 *Sold out

*4気筒エンジンの吸気ファンネルにはメッシュを使って再現しています!


*Rear View



※リアの開口部から覗くエンジンも丁寧に再現しています


*Front View
*特製モデルに相応しく真鍮製のプレートが付きます


*SideView

*コックピット内部も丁寧に作り込んでいます。


※リアに装着されのアンティロールバー回りも見どころです!