-13.12.03


GianniniとAbarthの新着モデルです。
イタリアからCARRARA MODELSのレジン製ハンドメイドモデル新作が入荷しました。
NEW!Carrara Models : Fiat Giannini 700 Gr.5 1979-80- 特製ケース入り1/43レジンハンドメイドモデル
アバルト車のキット/完成品で有名なBARNINI譲りの原型を元に改良完成品を手掛けるブランドとしてスタートしたイタリア・フィレンツェのCarPin Modelsが新たにモデラー自身の名を冠したカッラーラ・モデル(*CARRARA MODELS)として再スタートを切った昨年の新作、Fiat Abarth Formula Italiaに続いて得意のFiat 500系の新作です。


                                                      ※上の写真のGiannini Emblemは別売品です。

アバルト車のキット/完成品で有名なBARNINI譲りの原型を元に改良完成品を手掛けるブランドとしてスタートしたイタリア・フィレンツェのCarPin Modelsが昨年の新作Fiat Abarth Formula Italiaを皮切りに新たにモデラー自身の名を冠したカッラーラ・モデル(*CARRARA MODELS)として再スタートを切った得意のFiat 500系レーシングモデルの新作です。 モデルカーに合わせた木製ケースまで自作するまさにイタリア紳士服のオーダー仕立て同様の受注製作のスペシャルモデルです。
1971年、アバルトがFIAT傘下に入った事でFiat500系のホット・チューニングカーを手掛ける唯一の独立チューナーとしてアマチュアドライバーから支持されたローマのGianniniの仕立てたGR.5カテゴリーの車両です。
2つのFiat 500 Giardinieraエンジンをベースに1966年、ジャンニーニは4気筒SOHC排気量を689ccに2 基のウエーバー26 OC.キャブレターを装着して42HPを発生するFiat Giannini700/4Cを発表しました、僅か484Kgの車重で最高速は140Km/hに達しました。
過激な前後のオーバーフェンダーで迫力満点の
この車両はFiat500チューンの魔術師とも呼ばれた名手Vincenzo Gattafoni(*ヴィンチェンツォ・ガッタフォーニ)が主催するチームGattafoni Corseから1979年、イタリア中部トスカーナ地方のAREZZO郊外のPieve Santo Stefano-Passo dello Spino間で開催されたヒルクライムレースに出場する為に開発した車両です。 グループ5のシルエットフォーミュラカテゴリー車両だけあってFiat500のボディから大きく張り出した前後のオーバーフェンダーにはブレーキ冷却用の開口部が設けられ、もちろん室内には強固なロールケージが組まれて運転席はレーシングバケット、リアの跳ね上げられたフードの下にはジャンニーニチューンの700ccに拡大されたエンジンが覗くなど、スペシャルシリーズのハンドメイドモデルならではの細部に渡って造り込まれた表現がされています。 カッラーラモデル独特の手作りでしか表現出来ない暖かな作風が車両の雰囲気とピッタリあったモデルです。 (*特製木製BOX付き限定受注製作モデル) ※一点一点ボックス蓋裏に証明シートが付きます。 ※会員割り引き除外品

*左写真は別レースに出場した同じくGattafoni CorseのGr.5車両です。


Fiat Giannini 700 Gr.5 "Passo dello Spino 1979"
CARSGI01 : (*White/Red)
※完売 *Sold out


*フロントフード上のキルスイッチも再現しています


*Rear View

※跳ね上げられたリアフードを固定するステーGIANNINIの手になるエンジンも繊細に再現しています!


*屋内にはロールバー、リアフード下のオイルクーラーも再現しています。

*太いタイヤをカバーする張り出したフェンダーからリアフェンダー下に移されたブレーキランプです


*Front View
*特製モデルに相応しく真鍮製のプレートが付きます
*拡大されたトレッドに合わせて大きく張り出しフロントフェンダー


*SideView



*コックピット内部も丁寧に作り込んでいます。

同じくFiat700 GianniniGr.5カーのモデルです。
1963年、フィレンツェ近郊エンポリの地でNicola Giacomelliが中心となってトスカーナ出身の若手ドライバー達によって設立したTeam Giacomelliの為に仕立てられたグループ5仕様のFiat700 Gianniniです。  財政面で苦労した初期のレース活動を経て彼らはやがてMonza, Mugello, Varano, Vallelunga等イタリア各地のサーキットで徐々に実績を積んでいきました。ヒルクライムレースのスラローム競技の始まりと共にOpen Slalomチャンピオンシップ, Coppa CSAI や Campionato Toscanoでも勝利を納めてから1995年には自らがオーガナイザーとなってTROFEO MACOTAというレースも主催する様になり現在も地方レースの雄として活動しています。

今回のモデルは1980年の地元Mugello(*ムジェッロ)サーキットで行われたイタリア国内チャンピオンシップでシルエットフォーミュラカテゴリーに出場してクラス優勝したGr.5仕様のFiat Giannini700です。 チームメンバーAndrea Fuochiがドライブしたマシンは大きく拡大した前後オーバーフェンダーと、リアには元のFiat500のエンジンフードの流用ではなくウィング形状でこのサーキット専用に別誂えされた空力パーツも装着しています。
師匠であったBarniniの原型を丁寧に改良して作り上げたこの完成品もハンドメイドの魅力に溢れる仕上がりです。 (*特製木製BOX付き限定受注製作モデル) ※一点一点ボックス蓋裏に証明シートが付きます。


Fiat Giannini 700 Gr.5 I.T.C. Mugello 1980
CARSGI02 : (*Red/Yellow)
※完売 *Sold out

*赤と黄色に丁寧に塗り分けられた車体には各種スポンサーデカールも入って勇ましい姿を再現しています

*丁寧にオイルステインで仕上げられた木製ケースとモデルベースにセットされています。


*ボンネットピン、フード上に設けた小さなキルスイッチまでしっかり再現しています!


*Rear View

※大きく手を入れたFiat Giannini 700エンジンも細部まで作り込んで再現しています。

※張り出したリアフェンダー、大きなウイング形状のリアフードの下にはGIANNINIチューンのエンジンも再現しています!



*Front View


*SideView
*Driver: Andrea ''Baffo'' Fuochi :*Winner Campionato ITALIANO 1980


*室内にはロールバーも入っています。

*ステアリング回り、コックピット内部も丁寧に作り込んでいます。