-13.03.02


Fiat Abarth,Alfa Romeoの新着ハンドメイドモデルです。
今回は新たにイタリアでモデルブランドとしてスタートしたMATIMODELとレジン製のクラシックアルファを得意とする同じくイタリアのFB MODELの1/43レジン製ハンドメイドモデルの新作が入荷しました。
NEW!! MATIMODEL: Fiat Uno Turbo Gr.A Abarth "Test Corsica 1986" :*1/43 Resin Hand made Model - Made in Italy
イタリアから新しくデビューしたニッチな車両をモデル化するブランド、MATIMODELのFiat Uno Turbo Gr.A Proto.です。


1983年、Fiat 127の後継車としてFiat Unoがデビューしました。 パンダに続いてデザインを手掛けたイタルデザイン/ジョルジェット・ジウジアーロの優れた手腕は全長3,645m m x 全幅1,550mmのサイズに全高 1,432mmと高さで居住性を向上させながらもCd0.34と言う優れた空力特性も兼ね備えていました。 量販ファミリーカーとして忽ちヒットしたウーノは当初から様々なエンジンヴァリエーションを増やして1985年にSOHC/1,301ccから105HPを発生するターボエンジンモデルのUno Turbo i.e.がデビューします。FIATグループの中で当時WRC RallyのGroup BカテゴリーにはLancia S4を投入に向けて準備していた時期ですが、Fiat Ritmo Abarth 130TCで戦っていたGr.Aカテゴリーの車両更新に向けてはこのコンパクトで空力性能に優れたUnoに白羽の矢が立ちました。 開発はS4同様にフィアットグループのレース車両を担当するアバルトコルセの手に委ねられ仕立てられました。 1986年、此のシーズンがWRC本格デビューとなるLancia S4と共にコルシカ島に持ち込まれたUno Turbo Abarth Gr.A車両はS4のランチアワークスドライバーでもあるHenri Toivonenが同時に開発データ取りの為にテストドライブしました。 残念ながらフィアトは同じフィアット・ウーノの市販車ベースで70SX Gr.A仕様をA112Abarthの後継モデルとした為、結局この車両をGr.A用に本格開発する事を中止しました。 MATIMODELは此の幻のGr.Aカーとして日の目を見る事の無かったUno Abarthを少量製作に向いたレジンハンドメイドで再現しています。 モデルでもフロントウィンドウにはスポンサー予定のTotipのデカールや車内には後部座席まで組み込まれたフルロールケージ、エッチングで繊細に再現されたボンネットピン等忠実に再現しています。 ※専用ケース付き (※100個限定品、専用ケース付き)※左のABARTHのミニ琺瑯プレートは別売品です。)


*上写真はコルシカ島でテストドライブするトイヴォネンです

Fiat Uno Turbo Gr.A ABARTH "Test Corsica 1986"
MATI01M: \22,800-


*Rear View(*内部はシートベルト/ロールケージ,消火器も再現しています)


Torinoの試乗車(*Prova)ナンバープレートです


*Front View

*ダッシュボード上にはデータ収集の為のメーターが覗きます


*Side View
市販のUno Turbo i.e.のクリーンでボクシーなスタイルを見せるサイドビューです

(*インテリアも再現しています)

NEW!!FB MODEL : Alfa Romeo 6C2500 Coloniale "El Alamein 1942" - *1/43 Resin Hand made Model - Made in Italy
イタリアFB MODELのレジン製ハンドメイドモデルの新作は珍しいアルファロメオ6C2500のイタリア軍用車両のモデルです。


1939年、アルファロメオの中核車種として名設計技師ヴィットリオ・ヤーノ(Vittorio Jano)の手掛けた6気筒シリーズの6C2300はボアを更に2mm拡大して2,443ccとし6C2500シリーズへ発展し、87HP/4,600rpm 127Km/hの最高速を実現していました。

1861年にイタリア王国として統一されてから北アフリカへ植民地を拡げたイタリア王国陸軍最高幹部用の車両として採用されたこのAlfa 6C2500には、「植民地」を意味するコロニアーレ(*Coloniale)のサブ名称が付けられています。 砂漠地帯の多い乾燥気候に未舗装路の現地でも充分な動力性能と標高2,000mのエチオピア高地でも走行出来る信頼性で選ばれたこの6C2500コロニアーレは850Kmの走行距離を確保するメイン120Lに加えて車体後部左右に各々25Lのサブ燃料タンク、更にスペアタイヤの後ろに各10L容量の三角形の燃料タンクも設けるデザート地帯仕様にされています。 前席2名、後席3名の5名乗車の幌付きオープンを標準型として150台、主にロシア戦線向けにメタルルーフを持つクローズドセダンも50台が生産されています。
今回の車両は映画化もされた1942年の第二次世界大戦の北アフリカの砂漠の戦いとして有名なエル・アラメインの戦線に配備されたイタリア王国陸軍車両をモデル化しています。 

FB MODELも砂漠地帯で目立たない様に塗装された半艶消しのデザートイエローのボディカラーの軍用車両のアルファ6Cを正確に再現しています。 車両のみとホワイトメタル製のハンドペイントのフィギュア付きと選んで頂けます。(※100個限定品、専用ケース付き)

*左写真はイタリアのスパイダーアルファロメオ愛好者のイベントで披露された実車です。


Alfa Romeo 6C2500 Coloniale 1942 "El Alamein"
FB85B:(*Sand Yellow)
※完売 *SOLD OUT



*Rear View
(*前輪スペアタイヤ後ろの三角形は10L容量のガソリンサブタンクです)

*イタリア王国陸軍車両である事を示す"R ETO"の付くナンバープレートです。
左右リアフェンダー後部に各々25Lの2ケ所のサブ燃料タンクを設置しています。


*Front View



*Side View
(フロントフェンダーには白地部分にサヴォワ家の紋章が入ったイタリア王国旗が付いています)

*
実車 :全長4,70 m x 全幅1,57 m x 全高 1,60 m 乾燥重量 1,725 kg


Alfa Romeo 6C2500 Coloniale 1942 "El Alamein"+Figures
*FB85B+OM01+06:(*Sand Yellow)
※完売 *SOLD OUT

*こちらはイタリア陸軍ドライバーと警備兵のフィギュア付です。


*Rear View


*Front View


*Side View

※White Metal製のドライバーと警備兵のフィギュアが付属します。一緒にディスプレイケースに納まります。