-12.03.23


2輪世界チャンピオンシップで活躍した1950〜70年代のチャンピオンバイクの1/12スケールモデルです。
ObsoleteALTAYA ITALIA: Moto da Corsa World Champion Bike- 1/12 Plastic & Metal Diecast Built Model

1887年、ミラノ郊外で7人兄弟の6番目に生まれたジュゼッペ・ジレラ(*Giuseppe Gilera)は若くしてメカニックと一緒にレースに参加してからその情熱を持ち続け、ミラノにあるブレラ美術学校でデザインを学んだ後、1909年僅か22才にして独立してVT317と名付けた自ら初のバイクを送りだし世界初の2輪市販車メーカーとなりました。 1935年にイタリア・ローマで競技用2輪に優れた設計技術を持っていた工房
ロンディーネ(*Rondine)から4気筒エンジンの権利を買い取り、100ccから500ccまでの4サイクルオートバイ製造に集中し、1937年には当時の2輪車の最高速度となる274.181 km/hを記録しました。この時代の代表車種が1939年に誕生したサツゥルノ(*Saturno=英語のSatan)で以後40年近くに亘るレース界でのGILERAの活躍の礎となりました。 第二次世界大戦後に開催されたロードレース世界選手権初期、ジレラは500ccクラスをウンベルト・マセッティ、ジェフ・デューク、リベロ・リベラッティを擁して席捲し、8年間で6度のチャンピオンタイトルを獲得しました。
1969年にイタリア2輪最大手のヴェスパでお馴染みのピアジオグループに吸収された後も伝統のスポーツバイクのイメージと技術を活かしたスポーツ・スクーターを製造しています。

今回のモデルはGILERAレーシングチームのライダーの一人、イタリア人Libero Liberatiのドライブで1957年のGP Nazioniで優勝した車両のモデルです。
美しい赤/白のフェアリングを纏った往年のレーシングバイクを上手く再現しています。(*会員割り引き除外品)

※写真の紙箱入りです。 絶版ストック品につき、箱や付属の冊子には多少の傷、折れ等がありますので御承知下さい。モデル本体は問題有りません。


Moto da Corsa N.36 : GILERA 500 4 Cil. 1957- *1/12 Obsolete Diecast Model

1926年9月20日、イタリア中部のテルニ(TERNI)に生まれたリベロ・リベラーティは若くして2輪レース、特にヨーロッパではポピュラーだった公道を使ったレースを得意として頭角を現し1949年にMoto Guzziチームで4勝してイタリアチャンピオンとなりました。2年後の1951年、モト・グッツィからのオファーでロードレース世界選手権の500ccクラスを1レース走った後、その年の残りのレースからはジレラに移籍しました。1953年、リベラーティは世界選手権で初めてポイントを獲得、そして1956年には350ccクラスでグランプリ初勝利を記録したリベラーティは1957年、4勝を挙げて500ccクラスチャンピオンとなりました。


Gilera 500 4 Cil.1957 "Libero Liberati"
ALTCB36 : (Red/White)
※完売 *Sold out


*Rear View
499cc,DOHC4気筒/8バルブ空冷エンジン-70HP


*Front View


*Side View (*全長約15.5cm)
※写真のバイクスタンドも付属しています


*付属のN.36 GILERA 500 4 Cil.のブックレットの内容見本は下記を御参照下さい。*テキストはイタリア語表記のみです。(*A4変形・16ページ)