-10.07.31


ABARTHの新着モデルです。 久々にアシェット・アバルトコレクションの新作が入荷しました。
NEW!! Abarth Collection by Hachette Italia
フランス系の総合分冊出版大手、Hachette Italiaが企画し、小冊子と共にイタリア国内の新聞・雑誌を販売するエディコラ(*Edicola)と呼ばれるニューススタンドを通じてのみ販売されるモデルカーの新シリーズです。 今回はABARTH COLLECTIONと銘打ったABARTH車のみのシリーズからこれまで見つけ難かったアバルトの1/43ダイキャストモデルが入荷しました。  
既に御紹介の
アシェット・ イタリア企画の各シリーズ様実車解説とアバルトのヒストリーを豊富な写真と共に紹介した見どころの有る小冊子(*11p)付きです。
(*Hachette Fascicoli特注のイタリアMetro社企画による中国製ダイキャストモデル、ABARTH S.p.a.オフィシャルライセンス品)

※冊子、モデルカー共に簡易包装に付き現地発売元出荷時及びイタリアからの輸入の際にモデルのブリックパックに変型、小傷、冊子にも多少の擦り傷、折れ等がございますので予めご了承下さい。 
※モデルのブリックパックは梱包の一部と御考え下さい。モデルカー本体に問題はありません。またモデルカー検品の為ブリックパックを一度開封したものもございますのでその点予めご了承下さい。
※本商品は会員割り引き対象外となります。
NEW!"ABARTH COLLECTION" N.44 : Fiat Abarth T140 Proto. 19671/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 
1967年のトリノ・オートショーでアバルトが配付した資料はこの実現する事の無かった6,000cc/V12エンジン搭載のスポーツプロトタイプに関しての概要が説明されていました。
1966年からアバルト社内で秘密裏に進められていたプロジェクトは独自に設計した2本のカムシャフトと気筒当たり2バルブの120°V型12気筒エンジンは5,982ccの排気量からベンチテストで最高出力600HPを発生しポリエステルファイバー製のボディを架装して最高速300Km/hを想定していました。 当時最強とされたフォードGT40やローラからシャシーを購入する等イタリア製ビッグエンジンでのプロトGT選手権への挑戦に並々ならぬ情熱を賭けたカルロ・アバルトとその開発チームの努力は残念ながらFIAが下した「1968年以降のプロトタイプレースの排気量上限を3,000cc以下とする」決定で夢と消え去りました。 シリーズN.44はアバルトが打倒フェラーリ、フォードに挑むべく開発したV12エンジン搭載の幻のプロトタイプ、T140のモデルです。
付属の冊子にはモデル実車の写真・解説始め当時のアバルト各車のレースシーンも貴重な写真と共に紹介しています。 
※上の写真はリブレット掲載写真の一部です。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。※モデルは写真の成形ブリックパック入りで車名入りベースプレートのみ付属します。
再入荷したモデルはこちらです。


Fiat Abarth T140 1967
HAB44: (*Red) 
※完売 Sold out


*Rear View(*内装色:Black)

*リア・ミッドに積まれた5,982cc V12エンジンが覗きます!


*Front View


*Side View

NEW!"ABARTH COLLECTION" N.45 : Fiat Abarth OTS1000 19651/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 
1964年に誕生したフィアット600の後継モデル850をベースに、アバルトは早速チューニングヴァージョンを出しました。先ずOT850/130,OT850/150に続き54HPを発生するOT1000を登場させますが、さらに850クーペをベースにしたこのOTS1000を発表しました。グループ3ホモロゲーションモデルでアバルト自製のテスタ・ラディアーレ(半球型燃焼室)を持つSOHC982ccエンジンは68HPを発生し、フロントに移されたラジエーターの為にグリルの付いたフロントがノーマルの850クーペとの大きな違いです。僅か730Kgの車重でトップスピード160Km/hを誇りました。付属の冊子にはモデル実車の写真・解説始め750ビアルベロエンジンの誕生と当時のアバルト各車のレースシーンも貴重な写真と共に紹介しています。 
※上の写真はリブレット掲載写真の一部です。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。※モデルは写真の成形ブリックパック入りで車名入りベースプレートのみ付属します。


Fiat Abarth OTS1000 1965-67
HAB45: (*Red) 
※完売 Sold out


*Rear View(*内装色:Black)


*Front View


*Side View

NEW!"ABARTH COLLECTION" N.46 : Cisitalia Abarth 204A Spider Corsa 19491/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 

トリノの実業家ピエロ・デュジオが設立したチシタリア(*CISITALIA)で技術部門とレース活動の責任者を務めていたカルロ・アバルトは、チシタリアが経営に行き詰まった後の1949年、自らの名を冠した会社ABARTH&Cをトリノに設立しました。 当初は車輌とレース部門を引き継いだチシタリアやフィアット、アルファの市販車をベースにトリノに多く存在する各種カロッツェリアの協力を得て独自のボディを架装した車で"Squadra Carlo Abarth"としてレース活動を行う一方で一般車ユーザー向けのチューニングパーツの販売をスタートしました。 
シリーズN.46のこの204Aは先にチシタリア204スパイダーとして作られた車両の細部にアバルトが改良を加えて1,100/1,200ccのスポーツカー又はフォーミュラ2カテゴリーのレース車両として活躍しました。 1949年にはGuido Scagliariniが1,100ccスポーツクラスのイタリアチャンピオンに、又Piero Taruffiは1,200ccのシングルシーター車両でF2チャンピオンとなっています。更にこの車はチシタリア時代から縁の深いTazio Nuvolariが1950年4月17日、Palermo-Monte Pellegrinoの間のヒルクライムレースで彼の生涯最後となった勝利を飾った車両としても有名です。 チシタリアからアバルトへの歴史に欠かせない車両でありながら今までモデルカーが無かったこの名車を正確に再現しています。 付属の冊子にはモデル実車の写真・解説始め若き日のカルロ・アバルトの勇姿と当時のアバルト各車のレースシーンも貴重な写真と共に紹介しています。 
※上の写真はリブレット掲載写真の一部です。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。※モデルは写真の成形ブリックパック入りで車名入りベースプレートのみ付属します。


Cisitalia Abarth 204A Spider Corsa 1949
HAB46: (Silver) 
※完売 Sold out


*Rear View(*内装色:Brown)


*Front View


*Side View

NEW!"ABARTH COLLECTION" N.48 : Fiat Abarth 700 Record Monza "Giovi" 19601/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 
シリーズN.48はフィアット600ベースのアバルトの中でも高い人気を誇るボディデザインの一台、700 Zagato Record Monzaです。1958年、既に50以上の最高速度記録でクラスレコードを獲得していたアバルトですが、カルロは更に別の車でレコード獲得を望みました。Monzaサーキットでの速度記録を達成して通称Record Monzaと呼ばれるこの車は、ツインカムヘッドのエンジン開発を考えて既にフェラーリ、アルファを始めマセラティやMVとも仕事を経験しているエンジニア、ヨアッキーノ・コロンボの協力を得て、フィアット600エンジンブロックをベースにの独自のDOHCヘッドを搭載し695ccからWeber製ツイン・キャブレターを装備し10:1の圧縮比から7900rpm/64HPを発生するエンジンをリアに載せています。 全長3,470mm 、全幅1,350mm 、全高1,140mm 、車重僅か540Kgの軽量でトップスピードは180Km/hに達しました。ボディはアルミを用いた軽量で空力に優れたデザイン・製作で有名なザガートに依頼し、全体に丸みを帯びた可愛らしい2シータークーペに仕立てています。 1960年の10月2日Umberto De BonisのドライブでPontedecimo-Passo dei Giovi間のヒルクライムレースで700GTクラスで優勝した車両を再現しています。付属の冊子にはモデル実車の写真・解説始め若き日のカルロ・アバルトの勇姿と当時のアバルト各車のレースシーンも貴重な写真と共に紹介しています。 
※上の写真はリブレット掲載写真の一部です。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。※モデルは写真の成形ブリックパック入りで車名入りベースプレートのみ付属します。


Fiat Abarth 700 Record Monza "Giovi" 1960
HAB48: (*Red)
※完売 Sold out


*Rear View(*内装色: Black)


*Front View


*Side View

NEW!"ABARTH COLLECTION" N.49 : Abarth Simca 1150 Berlina 19631/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 
N.49は1963年10月、トリノ・オートショーで発表されたSimca Abarth 1150です。
ベースとなったのはフィアットが50%資本参加するフランスSIMCAが1961年フィアット設計のリアエンジン4ドアセダンとして発表したSIMCA1000で、脚回りを含めて一回り大きなFIAT600と言った成り立ちのモデルでした。 68mmx65mmのボア-ストロークを持つ944ccのOHVエンジンをアバルトは69mmx76mmに拡大して1,137ccとしています。
同じSIMCA1000のシャシーを使ったレース車両で有名なSIMCA1300GTや2000GTと違ってマイルドなチューニングでしたが、主にロードユースを前提にしたSIMCA1150,1150S,1150SSとレーシングユースも見込んだ1150 Corsaの4ヴァリエーションをラインナップしています。 最高出力はそれぞれ1150で55HP,1150Sが58HP,1150SSが65HP, 1150 Corsaは85HPとされています。
こちらもメタルダイキャストでは珍しい、このシリーズならではのモデルです。 付属の冊子にはモデル実車の写真・解説始めアバルトのレースシーンでの勇姿も貴重な写真と共に紹介しています。※上の写真はリブレット掲載写真の一部です。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。


Simca Abarth 1150 Berlina1963
HAB49: (White)
※完売 *Sold out


*Rear View(*内装色:Blue)


*Front View


*Side View

NEW!"ABARTH COLLECTION" N.51 : Cisitalia Abarth 205A Coupe 19501/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 

チシタリアから引き継いだ204Aは先のスパイダーとクーペボディもアバルトと関係の深いトリノのカロッツエリア・ヴィニャーレで仕立てられました。 1950年のミッレミリアでは総合31位、モンツァ3時間耐久レースでは優勝するなどスパイダー同様にレースで活躍しました。 N.51は、その204Aクーペの市販車ロードヴァージョンとして発表されたAbarth 205A クーペです。 レース仕様として仕立てられた204Aと異なり同じFIAT1100エンジンベースでボアを71,5mmに拡大して1,188ccとしながら日常での使い勝手を考慮した最高出力は65HPに押さえていました。それでも全長3,495mmx全幅1,420mm x全高1,245mmのコンパクトなサイズでヴィニャーレ製のアルミボディによって乾燥車重は僅か810Kgで最高速は170Km/hをマークしています。 数々のコンクールエレガンスで入賞した事でも有名な初期のストリート・アバルトを代表する貴重な車両のモデルです。

付属の冊子にはモデル実車の写真・解説始め今号でもアバルト各車のレースシーンも貴重な写真と共に紹介しています。 

※左の写真はリブレット掲載の205Aとカルロ・アバルトです。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。


Cisitalia Abarth 205A Coupe 1950
HAB51: (*Red/Black)
※完売 Sold out


*Rear View(*内装色:Brown)


*Front View


*Side View