-10.06.29


Ferrari, Lamborghini, Alfa Romeoの新着商品です。
イタリアMR Collection特注限定モデル、同じくVilla Model製絶版限定品、そして老舗ABCから久々の新作の各ハンドメイドモデルの他関連書籍が入荷しました。

ObsoleteDeAGOSTINI/MR COLLECTION: Ferrari FXX 2006-絶版1/43限定レジンハンドメイドモデル
イタリアMR COLLECTIONが出版大手DeAgostiniの顧客ギフト向けに920個限定製作したFerrari FXXモデルです。


※モデルのベースは梨地アルマイト仕上げされた5mm厚の無垢のアルミベースです。


*写真は2006年9月にNurburgringサーキットで開催されたFerrari Racing Days 2006にゲスト参加したシューマッハがドライブするFXXとゲストの親友、元フランスサッカー代表のジュヌディーヌ・ジダンと記念撮影するシューマッハです。

2005年発表された世界でわずか29人という限られたオーナーのためのサーキット走行専用車として送り出された特殊な限定生産モデルがフェラーリFXXです。 その姿から判る通り市販スペチャーレのENZO・フェラーリをベースとして空力を改善したボディパネルはカーボン製でミドシップに搭載される6,262ccのV型12気筒エンジンは800馬力以上を発生し、1/100秒以下のシフトスピードを誇るF1譲りのセミオートマチックギヤボックスと組合わされています。
「FXXプログラム」と呼ばれるフェラーリ本社が選ぶ邦貨で150万ユーロ(当時の邦貨換算で約2億円余り!)を払うことが出来る29人のオーナーは2年間Ferrariのテストドライバーに認定され、世界各地のサーキットでの走行をFerrariスタッフのフルサポートを受けて実施することが出来、その走行データはFerrariにフィードバックされ、次期プレミアムモデル開発に反映されるとアナウンスされました。 正に究極のサーキット走行専用マシンと呼ぶに相応しいこの車の30台目が、2006年をもってF1を引退したミハエル・シューマッハーにプレゼントされました。 一般向けのロッソスクーデリアに白のフロントストライプを配したボディカラーと違って唯一ブラックパールメタリック仕上げとされたボディカラーには特別な30台目を意味するナンバーステッカーが付けられています。 レッドトリムの付いたホイールにブラック仕上げされたエクゾーストなど全てシューマッハーの為に特別仕立てとされています。 このモデルはイタリア出版大手のデアゴスティーニが顧客プレゼント向けにハンドメイドモデルブランドのMR MODELに特別発注した920個限定品です。 塗装から細部仕上げに至るまで精緻なハンドメイドならではの仕上がり、モデルベースにはずっしりと重みのある梨地アルマイト仕上げした無垢のアルミ板を用いてブラック塗装が一層引立つモデルに仕上げています。(*ボックス、ケース付き,Ferrariオフィシャルライセンスモデル)※920個限定品 *会員割り引き除外品


Ferrari FXX "Racing Days Nurburgring 1-3 Sept. 2006"
DEAFXX2006:(*Black metallic)
※完売 *Sold out


*Rear View(*内装色:Black)
※リア回りの細部も繊細に再現しています


*Front View
(*アルミベースにシリアルプレート付き)

*Front View



*Side View

ObsoleteVilla Model: Lamborghini 291 Team Modena " GP USA 1991"-絶版1/43限定レジンハンドメイドモデル
イタリアVilla ModelがBBR製キットベースで完成品にした珍しいランボルギーニのF1マシン、291の100個限定モデルです。
 
※下の写真は1991年USAグランプリを疾走するラリーニの実車です。
「レース活動はしない」を信条にしていたランボルギーニでしたが、1987年にアメリカのクライスラーに経営権が移って状況が変り、モデナに子会社ランボルギーニ・エンジニアリングを設立してF1用パワーユニットの開発を始めました。この事業の推進役となったのが1962年以来フェラーリのF1マシンを手掛けて来たマウロ・フォルギエーリでした。 そうして生まれた3.5L自然吸気規定のV12-DOHC48バルブエンジンは1989年にラルースチームに、1990年にはロータスにも供給され、1991年にはついに自製のシャシーも開発してGLASチームからF1に挑戦する事になりました。 しかしチーム代表のメキシコ人実業家が資金を持ち逃げした事で急遽イタリアのファッションブランドFILAの前オーナーをスポンサーにランボルギーニ自前のレーシングチーム、Scuderia Modena S.p.A.を立ち上げての参戦となりました。 迷走したチームの立ち上がりと、もはや旧くなったフォルギエリの設計思想では厳しいF1GPで上位に食い込む事は難しく、結果活動はこの1991年シーズン限りとなりましたが1991年開幕のUSA GPでは元イタリアF3チャンピオンのニコラ・ラリーニの粘りのドライブで7位完走を果たしています。 空力に問題があったのは確かですが、独特の三角形断面のサイドポンツーンを持つ美しい曲線を持ったボディ、同じV12でもフェラーリより甲高いエキゾーストでランボルギーニファンを魅了したLamborghini 291。 僅か1年の参戦ながら記録より記憶に残る、個性ある'90年代F1マシンを貴重なBBRのキットをベースにVilla Modelが美しいブルーメタリックのボディカラー始め細部まで美しいモデルに仕上げています。 ※100個限定製作品(BBR製キットベース)*会員割り引き除外品


Lamborghini 291 Team Modena "USA GP 1991" *Nicola Larini
VILL010:(*Blue metallic)
※完売 *Sold out


*Rear View


*Front View

*独特の三角形断面を持つサイドポンツーン形状、細く伸びたノーズなど空力面での問題とは別にイタリアならではの個性を持ったデザインです


*Side View
 
※定評あるBBR製キットベースだけにコックピット部分も繊細に再現しています

New!!ABC: Alfa Romeo 6C2500 Freccia d'Oro "Assistenza Bianchi" 1951-1/43 Resin Handmade Model
イタリアのハンドメイドモデルの老舗ABCの戦前からアルファロメオを代表する高級車、6C2500Freccia d'Ooroの珍しいBIANCHI自転車レースチームサポートカーです。

※上の写真のバックに写るサイクリストフィギュアはイメージです。 モデルには付属しません。

*下の写真はモデルの元になった発見時(!)の実車です。

1885年、創業者EDARDO BIANCHI(エドアルド・ビアンキ)が若干二十歳でミラノに設立したイタリアでも最も古い歴史を誇る自転車メーカー、BIANCHI(ビアンキ)。  第二次世界大戦でミラノにあったその工場も大半が破壊されましたが、戦後の復興資金を使って再建に向けて大きく組織再編を図り復活して行きました。 モーターバイク、自動車生産も行う中で創業の原点であり今日に引き継がれたビアンキの主力とも言える自転車部門は1899年のパリ・グランプリでの優勝以来ビアンキの代名詞となっていますが、イタリア人にとってビアンキと聞けば今も直に浮かぶのが名選手、ファウスト・コッピが成し遂げた1949年と1952年のダブル・ツール(*同年にジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスで優勝すること)です。 このモデルはそんな自転車競技チーム、ビアンキ・レパルト・コルセの栄光を支えた代理店Montevecchiの、ビアンキ同様にミラノを本拠とするアルファロメオの6C2500を改造したサポートカーです。 ベース車のALFA 6C2500はヴィットリオ・ヤーノが手掛けた直列6気筒ツインカム、排気量が2,443ccに拡大されて6C2500シリーズの最後を飾った1947年発表のイタリア語で「金の矢」を意味するフレッチャ・ドーロと呼ばれる2ドア4シーターセダンです。 その高級車に相応しい3Mを超えるホイールベース利用して車両の後席を惜し気も無く自転車積載の為のリアデッキとしています。 イタリアの老舗のABCらしいハンドメイドならではの繊細な細部表現に車体カラーはビアンキ・ファンにはお馴染みの「チェレステ」と呼ばれる独特の美しい空色に仕上げられて、コッピとビアンキの黄金時代を彷佛させてくれるモデルに仕上がっています!(※500個限定製作品、専用ケース付き)


Alfa 6C2500 Freccia D'oro "Assistenza Bianchi"1951
ABC258: (*Celeste Blue/White)
※完売 *Sold out


*Rear View
(*内装色:Brown)


*Front View




*Side View

New!!Libro "Edoaldo Bianchi" : Giorgio Nada Editore


*写真のBianchiのヴィンテージベル他はこちらです。

街乗り用から本格的なロード競技用まで、日本でも人気の高いイタリアを代表する自転車メーカーBIANCHI。 今日では自転車メーカーとしてのイメージしかありませんが、かつては名手ヌヴォラーリもレース部門に所属したことのあるモーターバイクや自動車の他に航空機エンジンまで手掛けるイタリアでも有数の企業でした。 その創業者であるエドアルド・ビアンキが若干二十歳でミラノに創業した会社とその製品と歴史を豊富な写真資料で詳細に解説した唯一の書籍です。 イタリアの個性ある物作りの伝統と独創性、その奥行きの深さを改めて感じさせてくれる貴重な一冊です。
(*会員割り引き除外品) ※本と一緒に写っているモデルは上のAlfa 6C2500です。


NEW! 品番:CR01
Edoardo Bianchi by Antonio Gentile
*Girgio Nada出版


1895年にミラノで創業したイタリア最古の自転車メーカー、ビアンキ。1897年には早くもドディオン・ブートン式エンジンを三輪フレームに搭載した試作車でモーターサイクルへの進出を図り、1900年代始めにはモーターバイクからトラックの製造にまで業容を拡大し更には航空機エンジンまで手掛けるイタリア有数の企業にまで発展しました。 この本は現在でもイタリアを代表する自転車ブランドとして世界的に有名なビアンキの創業の原点となった創業者エドアルド・ビアンキの自転車開発の歴史からタツィオ・ヌヴォラーリを擁して活躍したモーターバイク、第二次大戦での破壊で自動車生産設備の大半を失い、戦後は二代目社長Giuseppe Bianchiの指揮の元、モーターバイクと競技用を含む自転車製造で復活を遂げたその歴史と製品の数々と縁の深かった人達を豊富な写真資料と共に詳述しています。 専門出版社のジョルジョ・ナーダならではの貴重な書籍です。

25x27cm,248p, 写真カラー14P/白黒472。*ソフトカバー 英語/イタリア語併記
GNED054 :¥12,000- ※再入荷 *Rearrival ※2003年再版/*現在絶版