-09.08.27

FIAT,AUTOBIANCHI,LANCIAの1/43,1/48新着商品です。
SCOTTOYの1/48White metalモデル、GIOCHER, PROGETTO Kの1/43メタルダイキャスト, BIZARREの1/43レジンキャストモデルの新着商品です。
NEW!!SCOTTOY: Fiat 600 Multipla 1957:*1/48 White Metalハンドメイドモデル

1950年代に数多くのイタリア車を製品化した、イタリア/マーキュリー(Mercury)社の製品の*1/48スケールハンドメイドレプリカです。イギリス人の熱心なMercuryコレクターがかつての型を使ってイタリアのジェノヴァに移住して製作している（！）という珍しいメーカーです。フィアット車の新作はFIAT 600 ムルティプラです。 1957年にフィアットの誇る天才技師、ダンテ・ジアコーザのアイデアで生まれたリアエンジン大衆車Fiat 600をベースにした３列6人掛けワゴンのムルティプラ。　文字どおり多目的に利用されたこの車は商用車としても大活躍しました。
このモデルは1895年、スイス人MaxMeyerによってミラノに設立され、今はフェラーリ他のフィアットグループ各社他多くの自動車メーカーが採用する自動車塗料ではヨーロッパ最大手のイタリアPPGグループで家庭用ペイントの代名詞とされる塗料、建材ブランド、Max Meyerの宣伝カー仕様です。　倒した塗料缶の横で刷毛をくわえるいたずらワンちゃんがシンボルマークで親しまれています。
1950〜60年代のイタリアMERCURYのオリジナル型を用いてレプリカを製作するSCOTTOYならではの懐かしく、温もりのあるホワイトメタル製の少量生産ハンドメイドモデルです。
（*1/48スケール。　写真のケース付きです）

FIAT 600 Multipla1957 "MAX MEYER" SCOTT02MXM: ￥6,300- (*RED)

*Rear View（*内装色：Light Grey)

*Front View

*Side View ※ボディ両サイドにMax Meyerのシンボルのワンちゃんイラストも入っています

ObsoleteGIOCHER: FIAT 600 Multipla Coriasco 1957：1/43*絶版ダイキャストモデル
　
イタリアのGIOCHER製の絶版ダイキャストモデル、Fiat 600 Multipla "Coriasco"コマーシャルヴァンです。
1955年に誕生したフィアット600は戦後のイタリア大衆車としてヒットしますが、リアエンジンレイアウトの為通常の発想ではワゴンボディが出来ないという難点を当時の主任技師であったダンテ・ジアコーザは前席を前輪車軸上まで前進させるアイデアで見事解決、3列6人乗りを実現する事に成功しました。600ムルティプラ（*英語のMultipurpose)とネーミングされたこの車はタクシーとしても使われ、正に多目的車の原点と言えるモデルでした。このモデルはトリノの商用車ボディを手掛けたカロッツエリア、Coriascoが仕立てたクローズド・ヴァン・ボディのムルテイプラです。
イタリアではお馴染みの塗料MAXMEYERの他イタリアらしい各営業車両のモデルです。

※上のSCOTTOY（*1/48）と並べてみました。

Fiat 600 Multipla Coriasco "MAX MEYER" GR19MX (*Red/Black)　※完売 *Sold out

*Rear View

*Front View

*Side View ※イタリアではお馴染みの塗料メーカーMAXMEYERの営業・配送車

Fiat 600 Multipla Coriasco" STIPEL " GR19SP： ￥4,000　(*Blue Grey)

*Rear View ※現在はイタリアテレコムグループの電話器会社STIPELの営業・工事車

*Front View

*Side View

Fiat 600 Multipla Coriasco " GUARANY " GR19GU: (*Red) ※完売 *Sold out

*Rear View

*Front View

*Side View ※1900年創業のミラノの老舗コーヒー豆ブランド「GURANY」の営業・配送車

NEW!!PROGETTO K: FIAT/AUTOBIANCHI "Bianchina" -1/43 Metal Diecast Model
2人のイタリア人モデルカー・エンスージアスト、Fabrizio PetrucciとErmannno Golliとによって1982年フィレンツェ郊外に設立されたPEGO ITALIA社の自社ブランドがプロジェットKです。　イタリアブランドらしくアルファロメオ、フィアット、アバルト、ランチアの1960年〜70年代の名車を中心にロードカーからレーシングモデル、商用車まで幅広く製品化しイタリア車コレクターには欠かせないブランドとして当店でも根強い人気を持っています。残念ながら過去の定番モデルの生産は昨年で打ち切られました。

今回入荷のモデルは、1957年ミラノ科学技術博物館で発表されたイタリア最古の自動車メーカーの一つ、ビアンキ社が戦後1955年にフィアット、ピレッリ、そしてビアンキ３社の合弁事業として再出発してからの第一号車で有名なBianchina(*ビアンキーナ)のヴァリエーションです。　イタリア語で「小さなビアンキ」を意味するBianchinaのネーミングが与えられたこの車は、数カ月後にデビューするフィアット500の先行パイロットモデルの役目も担っていました。　エンジン、シャシー等基本ランニングコンポーネンツをフィアット500と共有していますが独自デザインのボディは「トラスフォルマービレ（変身可能）」と呼ばれるテールまで大きく開口するキャンバスルーフを持つ洒落たスタイリングと簡素ではありましたが、上質なインテリアで正にイタリア庶民にとっては「少し頑張れば手の届く小型高級車」としてその他のヴァリエーションも加えてヒットしました。　PROGETTO Kらしい作風で再現されたそれぞれのモデルも往時のイタリアが彷佛する雰囲気のある仕上がりです。

Autobianchi Bianchina "Cabriolet" 1960 PK520：￥4,900（*White)

*Rear View *1960年に追加されたカブリオレは完全にオープンするソフトトップ付きのモデルです。　ボディサイドには洒落たモールが施されました。

*Front View

*Side View

Fiat-Autobianchi Bianchina "Cabriolet" 1967-69 PK8001：￥5,000（Red) ※200個限定品

*Rear View *1967年にAUTOBIANCHIブランドはフィアットに吸収された事でフェイスリフトと細部に変更を受け1969年まで生産された最終モデルのカブリオレです。

*Front View

*Side View

Autobianchi Bianchina "Quattroposti" 1962 PK503：（Light Blue)※完売 *Sold out

*Rear View *1962年に追加された4乗り２ドアセダンのQuattroposti。後部座席の上まで伸ばされたルーフで居住性を高めています。

*Front View

*Side View

Autobianchi Bianchina "Trasformabile" 1957 PK516：（*Red/Black) ※完売 *Sold out

*Rear View ※Fiat500のパイロットモデルとして先行販売された空冷２気筒OHV-499.5ccエンジンをリアの搭載、サイドフレームを残してリアまでフルオープンするキャンバスルーフを持つコンヴァーティブルです。　ドアは後ろヒンジです。

*Front View

*Side View

NEW!!BIZARRE: Lancia ECV2 1988-1/43レジンハンドメイドモデル


こちらは精力的に珍しい車種を製品化するマカオのMINIMAX社のレジン製モデルブランド、BIZZAREの新作、Lancia ECV2です。
1986年、WRCに於いて開幕戦モンテカルロの優勝から好調なランチアのラリーマシンS4がツールド・コルスでの悲劇的な事故を起こした事を契機にFISAはWRCを早過ぎるグループＢ車両をこの年限りとし、翌1987年からグループＡ規定の車両に変更されました。　その一方で1987年から最低生産台数義務僅か10台で行われるグループＳ構想も進んでいました。　その計画に沿ってランチアが開発を進めていたのがS4の発展型として開発されたモデルは先の事故でお蔵入りしたため1986年１２月のボローニャ・モーターショーで実験車、LANCIA ECVとしてお披露目されました。　その後もこのECVはコンペティションマシン開発のテストベッドとして複合素材や最新技術の実験車として1988年には空力面を追求したこのECV2へと発展しました。たアバルト・オフィシャルモデルに相応しく丁寧に再現しています。　カーボンコンポジットによるボディからリア・ミッドに搭載されたエンジンに至るまで当時のランチア・ラリーマシン開発を担当していた旧アバルト技術陣の先進性が伺えます。　この珍しいランチアをモデルでも細部まで綺麗に仕上げています。
（専用ケース付き）

Lancia ECV2 1988 BZ410： ￥7,700- (*White)

*Rear View

*Front View

*Side View