-09.06.26


NEW!1000 Miglia Collection N.6: Lancia D24 Spider Pininfarina 1954 *Winner
 

 

1953年に初のレーシングスポーツD20を送りだしたランチアは良く1954年には戦前のアルファロメオでGPカー開発に活躍した天才技師、ヴィットリオ・ヤーノをアドバイザーに迎えてこのD24を開発しました。 ランチア・アウレリア用の60°V6ユニットは3.2Lまで拡大され最高出力240〜270HPを発生、リアサスペンションはド・ディオン・アクスルに変更されていました。 
ピニンファリーナの手になるボディはレース専用モデルでありながらも優美な曲線を描いて、正に「速い物は美しい」を見る者に納得させるスタイリングにまとめています。
今回のモデルは数多くの1954年のレースで名手アルベルト・アスカリのドライブで見事総合優勝したモデルです。(*Hachette特注NOREV製モデル)
付属の冊子にはミレミリアの歴史を貴重な写真と共に紹介しています。 
※今6号では1930年のレースシーンの他ミッレミリアの参加車としてアルファロメオ6C1750を紹介しています。*リブレットのテキストはイタリア語のみです。


Lancia D24 Spider Pininfarina M.M. 1954 #602
HAMM06:¥4,200 (*Red)


*Rear View(*内装色:Tan)


*Front View


*Side View

Driver: Alberto Ascari

11h 26m10s,1st overall- Winner of the race

NEW!1000 Miglia Collection N.7: CISITALIA 202SMM 19471/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 

トリノの実業家Piero Dusio(ピエロ・デュジオ),レーシングドライバーPiero Taruffi(ピエロ・タルフィ),そして戦後公職追放となっていたFIATの主任技術者Dante Giacosa(ダンテ・ジアコーザ)が協力して立ち上げたスポーツカーメーカーCisitalia。 D46によって戦後間もなくイタリアレーシングシーンに参戦した新興メイクスのチシタリアが次に開発を進めたのがD46同様にフィアット1100のエンジンをベースに、フィアットで一緒に仕事をしたダンテ・ジアコーザとサヴォヌッツィが協力して開発したクーペは航空力学を取り入れたボディ設計のCisitalia202クーペでした。 僅か62HPの出力ながら最高速200Km/hをマークした事で手ごたえを得たデュジオは1947年、クーペをベースにした2台のスパイダーを戦後再開されたミレミリアに出走させました。その内1台、名手タツィオ・ヌヴォラーリのドライブしたチシタリア202SMMは強力な3リッター8気筒エンジン搭載のアルファロメオ8C2900Bに遅れる事僅か16分の記録で見事総合2位に入りチシタリアの名を一躍有名にしました。戦後の再開第1回目の1947年のミッレミリアでタツィオ・ヌヴォラーリのドライブしたこのCisitalia 202Spiderが総合2位となって一躍ヨーロッパの自動車界に勇名を馳せました。 今回のモデルはこれまでダイキャスト製では見つけられなかった202SMMの嬉しい製品です。(*Hachette特注Starline Models製モデル)
付属の冊子にはミレミリアの歴史を貴重な写真と共に紹介しています。 
※今号では1931年の第5回大会の他ミッレミリアの参加車としてアルファロメオ6C3000M他を紹介しています。*リブレットのテキストはイタリア語のみです。


Cisitalia 202SMM M.M. 1947 #179
HAMM07:(*Red) 
※完売 *Sold out


*Rear View(*内装色: Brown)


*Front View


*Side View

Driver: Tazio Nuvolari/ Francesco Carena

16h 32m35s, 2nd overall - Winner of the Sports Class under 1100cc

NEW!1000 Miglia Collection N.8: Alfa Romeo 1900SSZ 1955 1/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 
第二次世界大戦の終結後、アルファロメオは戦前の少数高級車メーカーからより低価格を実現するべく量産車の開発に取り組みました。1950年、主任技師プリーガの手でまとめられたモデルは1,884cc水冷直列4気筒のツインカムエンジンを搭載する4ドアセダン、1900ベルリーナでした。
戦前のアルファの様にレーシングモデルの先端技術を市販車に注ぎ込む訳にはいかないながらもWウィッシュボーンのフロントサスペンションや軽合金ブロック、90°のバルブ挟み角を持つDOHCユニットは90HPの最高出力と150Km/hの最高速を実現していました。翌年にはクーペボディの1900Sprintが、1953年には更にエンジンを1,975ccに拡大し最高出力が115HPにアップした1900Super Sprintが誕生します。 この1900SSには当初のツーリングの他ピニンファリーナ、ザガート、ベルトーネ、ギア等数多くのカロッツエリアが独自のボディを架装したモデルが各々の顧客の求めで生産されました。 今回のモデルはそれらの一つ、戦前からアルファとは関係が深くレース様の軽量ボディを得意としていたザガートによって1954年から生産された1900SS Zagatoのモデルです。 1955年のミッレ・ミリアでGiovanni Rota/L.Martelliのドライブで総合82位で完走した渋いダークブルーの車両です。(*Hachette特注Metro製モデル)

付属の冊子にはミレミリアの歴史を貴重な写真と共に紹介しています。※今号では引き続き1931年の第5回大会との他ミッレミリアの参加車としてアルファロメオ6C1500/6C1750を紹介しています。
*リブレットのテキストはイタリア語のみです。


Alfa 1900SSZ M.M.1955 #453
HAMM08:¥4,200 (*Dark Blue)


*Rear View(*内装色: Tan)


*Front View


*Side View

Driver: Giovanni Rota/ L. Martelli

14h 32m04s, 82rd overall and 26th Over 1300 cc Tourismo Class

NEW!1000 Miglia Collection N.9: Stanguellini 1100 Spider 1948 1/43ダイキャストモデル+Libretto
 

 

1897年イタリア、モデナに設立されたStanguellini(スタンゲリーニ)。最初は楽器商として成功し、後にフィアット自動車のモデナ総販売代理店として、又優れたチューニングカーメーカーとしては戦後のミッレミリアで数多くのドライバー達にフィアットベースの小排気量レーシングモデルを提供し数々の勝利をもたらしたことで一躍有名になりました。
今回の車は1948年のミッレミリアで1100cc以下スポーツクラスに出場したスタンゲリーニ1100スパイダーです。 Fiat1100のエンジンはスタンゲリーニの手でチューニングされ鋼管フレームにアルミのボディはスタンゲリーニと同じレッジオ・エミリア州にある元イタリア選手権でクラスチャンピオンであったFranco Bertaniが設立したカロッツエリアAla D'oro製の低く滑らかな独特のスタイリングのバルケッタで、見事総合4位、クラス優勝を果たしました。 ダイキャストモデルでは極めて珍しいスタンゲリーニのモデルです。(*Hachette特注Starline Models製モデル)
付属の冊子にはミレミリアの歴史を貴重な写真と共に紹介しています。 ※今号では1932年大会とミッレミリアを飾ったドライバーはミレミリアで4度の優勝に輝くサルデーニャ出身の名手Clemente Biondettiを紹介しています。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。


Fiat Stanguellini1100 Spider Ala D'oro M.M.1948 #82
HAMM09: (*Red)
※完売 *Sold out


*Rear View(*内装色: Dark Red)


*Front View


*Side View

Driver: Aldo Tergi / Mario Berti

16h 57m 10s, 4th overall , Winner of the Sports Class under 1100cc

NEW arrival!1000 Miglia Collection N.11: Maserati 150S 1957 1/43ダイキャストモデル+Libretto
 

  
1914年イタリア中部の工業都市、ボローニャに設立されたMaserati。 Maserati兄弟の夢であったレーシングカー開発はやがて4CM,8CMといったマシンでグランプリシーンで頭角を現して行きました。
ミッレミリアにも戦前から参戦し、1930年にはTipo26M Sportで惜しくもリタイアしましたが、一時ヌヴォラーリの駆るアルファロメオ6C1500をリードする活躍を見せました。
戦後マセラティ兄弟が会社を離れてOSCAを興してからもレース活動を継続し1957年には250Fで遂にチャンピオンを獲得しました。 一方でその250Fのエンジンを基本にしたスポーツカーも開発され1955年にはストロークを伸ばして総排気量2,991ccとした300Sを開発、ほぼ同じ時期に1,500ccクラスへの参戦を考えて開発されたのがこの150Sでした。250Fの6気筒エンジンから2気筒切り取ってボア、ストロークを縮め総排気量1,484ccとしています。 7,000rpmから最高出力140HPを発生しました。今回の車は1957年のミッレミリアで1500cc以下スポーツクラスに出場した車両です。 ボディを手掛けたのはマアセラティのレーシングモデルを数多く製作したカロッツェリアFantuzziです。 これもダイキャストモデルでは極めて珍しいモデルです。(*Hachette特注METRO製モデル)
付属の冊子にはミレミリアの歴史を貴重な写真と共に紹介しています。 ※今号では1933年大会とミッレミリアを飾った車としてAston Martin DB3Sを紹介しています。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。


Maserati150S M.M.1957 #402

HAMM11:(*Red)
*完売 *Sold out


*Rear View(*内装色: Brown/light blue)


*Front View

Driver: Michel Guy

Sports Class: upper 1100cc under 1500cc *Retired



*Side View

NEW arraival!1000 Miglia Collection N.13: Lancia D20 Berlinetta Pininfarina 1953 1/43ダイキャストモデル+Libretto
 



今日ではランチアと言えばストラトス、デルタの活躍が記憶に強いせいか「ラリーのランチア」の印象が一般ですが戦前は高級車メーカーとしても数多くのレースで活躍しただけあって戦後はスポーツカーレースにも積極的に進出しました。その最初のモデルがこのD20です。鋼管スペースフレームに当時のランチア得意のV6レイアウトの3L-エンジンを搭載、アルミボディはアウレリア以来の関係にあるピニンファリーナの製作による美しいレーシングクーペでした。 1953年のミッレミリアには4台のD20が参加、その内2台が総合3位と8位に入賞しその性能を証明しました。 
この#635の車両は残念ながらリタイアしましたが、名手ピエロ・タルッフィのドライブした車です。 こちらもダイキャストモデルでは初めてと言っていいモデルです。(*Hachette特注Starline製モデル) 付属の冊子にはミレミリアの歴史を貴重な写真と共に紹介しています。 
※今号では1934年大会とミッレミリアを飾ったドライバーは1930年代に活躍したイタリア人ドライバー、ルドルフ・カラッチオラを紹介しています。 *リブレットのテキストはイタリア語のみです。


Lancia D20 Berlinetta Pininfarina M.M.1953 #635
HAMM13: (*Dark Blue/Cream) 
※完売 *Sold out


*Rear View(*内装色: )


*Front View

Driver:Piero Tarffi/ Gobetti

Sports Class: upper 2000cc *Retired


*Side View