-08.09.13


Ferrari,Alfa Romeoの1/43新着モデルです。
今回はレジン製ハンドメイドで往年のクラシックフェラーリ,アルファを数多く商品化するイタリア・ナポリのメーカーJOLLY MODELの新入荷1/43モデルの他、IXO,M4のメタルダイキャストモデルをご紹介します。

NEW!!JOLLY MODEL: Ferrari & Alfa Romeo Classico 1941~1955-1/43レジンハンドメイドモデル
イタリア・ナポリの少量生産メーカー、JOLLY MODEL製のクラシック・フェラーリとアルファロメオ1/43モデルです。 レジン素材による少量ハンドメイドは小規模なイタリアモデル業界では以前から一般的ですが、ジョリーモデルはかつてレジンやホワイトメタルキットで名を馳せたFDSブランドの主宰者、Francesco De Stasio氏の子息が始めた完成品ブランドだけに他のブランドでは殆ど見かけない各種カロッツェリアの手になる珍しいクラシックモデルを得意としています。 今回もレースで活躍した車両の他プロトタイプ仕様でも特徴的なモデルが入荷しました。 
1モデルにつき僅か200〜300個の少数限定生産でありながら手頃な価格も魅力です。 ※各モデル写真のパッケージ、ケース付きです。
(*会員割り引き除外品)

*FERRARI 166MM Berlinetta Pininfarina 1953
レーシング・コンストラクターとして誕生間も無い時期のフェラーリを代表するモデル166MMシリーズは僅か1,995ccの排気量のSOHC-V12エンジンを搭載するツーリング製のバルケッタで1949年のミッレミリア、フランス・ルマン24時間耐久レースでも優勝を飾り一躍フェラーリの世界的評価を上げました。

今回のモデルは今やフェラーリとは切り離せないボディデザインを担当するカロッツェリア、1953年ピニンファリーナ製の166MMベルリネッタです。 1953年当時フェラーリの主流は3リッター超の大排気量に移っていましたが2リッタークラスでの優勝を狙って復活した166セカンドシリーズエンジンを開発しました。 このピニンファリーナ製のベルリネッタは後にルマンでも活躍する375MM同様の逆スラントしたノーズにショートテール、座席後部にスペアタイアを載せたレーシーでありながらも美しいプロポーションにまとめています。
フロントグリル等、細部にエッチングパーツを用いた雰囲気あるモデルに仕上げています。
(*200個限定品)


Ferrari 166MM Berlinetta Pininfarina 1953
JL0554: (*Rosso)
※完売 *Sold out


*Rear View (内装色:Brown)


*Front View


*Side View

*Alfa 8C2900B Spider "Louwman Van Dorth" 1941
アルファ8C2900BスパイダーLouman Van Dorthです。

この珍しい車はグランプリマシンTIPO 12Cの為にVittorio Janoの開発したV型12気筒、4,064cc、370HPのエンジンをAlfa 8C2900Bの2,800mmのコルトシャシーに載せて仕立てられた
Alfa412シリーズの一台、412043 のシャシーナンバーを持つレーシングスパイダーです。 ツーリング製のボディと異なり"The Whale(*鯨)" のニックネームで呼ばれるボディサイドもフラッシュサーフェス化された空力学的デザインが施されています。 オランダで1934年から各国の高級車を輸入しているLouwman Collectionに現存する珍しいモデルです。

イタリア語で「アマラント」と呼ばれる落ち着いた深紅色も当時に相応しい雰囲気です。
(*300個限定品)



Alfa 8C2900B Spider "Louwman" 1941
JL0587 
※完売 *Sold out


*Rear View (内装色:Brown)


*Front View


*Side View(*Driver: Giulio Musitella)

*Alfa 6C2500 Bucci Special 1953
戦前の高級車メーカーとしてのアルファを代表する6気筒シリーズ、中でもヴィットリオ・ヤーノ設計の傑作6C2500Sシリーズをベースに戦前アルゼンチンに設立されたアルファロメオの現地法人が顧客Edmond Bucciの求めで架装したバルケッタボディのスペシャルモデルです。 近年コレクターの手でレストアされて2005年のアメリカ、ペブルビーチのコンクールエレガンスに出品されました。 1950年代のフェラーリ、マアセラティのレーシングバルケッタとも共通する低く伸びやかなボディデザインが特徴です。
JOLLY MODELらしい珍しいアルファです。(*Alfa 6C 2500S Bucci Special, 95 PS @ 4500 rpm, 最高速241 km/h )

(*250個限定品)

※下の写真は2005年ペブルビーチで展示された実車です。



Alfa 6C2500 Bucci Special 1953
JL0584: (*Dark Red)
※完売 *Sold out


*Rear View (内装色:Brown)


*Front View


*Side View

*Alfa(1900) 2000 Sportiva Spider 1954


1954年、当時の主力車Alfa1900のエンジンをチューンして2L-138HPエンジンを搭載するGTまたはスポーツカー・カテゴリーでレース参加を目的にする個人ユーザー向けに計画された少量生産モデルのプロトタイプです。 当時カロッツエリア・ベルトーネで空力学実験車B.A.T.(Berlinetta Aerodinamica Tecnicaの略)の開発も担当していたフランコ・スカリオーネがデザインしクーペとスパイダーが製作されました。 結局一般ユーザー向けの生産は見送られ、プロトが各2台ずつのみ製作されただけに終わりました。
このモデルは2台生産された内のテールデザインが丸みをおびたスパイダーモデルです。
当時のベルトーネデザインの特徴がこのスパイダーの造型にもはっきり見る事が出来ます。

(*300個限定品)


Alfa(1900) 2000 Sportiva Spider 1954
JL0573: (*Rosso Alfa)
※完売 *Sold out


*Rear View (内装色:Brown)


*Front View


*Side View

*Alfa 750 Competizione 1955
同じく僅か2台のみが生産されたレーシングプロトタイプ、750Competizioneです。
この特異なスタイリングのボディを手掛けたのは戦前からアルファとは縁の深いトリノのカロッツェリアBOANOです。 
小さフロントの楯型のアルファグリルからボンネットに伸びるノーズの造形、ブリッジ状のステーで2分割された前席、ドライバーズシート後方のヘッドレストとリアのウィング形状等独特の個性的なスタイルです。 又ボディ左サイドの2本出しのマフラーなどジュリエッタ・スプリントの1,290ccツインカムエンジンをベースに1,500cc以下のスポーツクラスでレースに使用する目的だったコンペティションモデルです。 
エンジンチューニングとシャシーの開発はAbarthが協力していましたが、残念ながら当時のAlfa Romeoの主力モデルAlfa1900ジュリエッタの成功で量産とそれら車輌でのレース活動に注力したため、このモデルは僅か2台作られただけで計画は終わりました。今もミラノのムゼオ・アルファロメオに展示されている往年の幻のレーシングプロトの嬉しいモデルです。(*250個限定品) *下右の写真は2006年の本国ミレミリアに特別招待された実車の勇姿です。


Alfa 750 Competizione 1955
JL0562:¥9,500- (*Rosso Alfa) ※再入荷 *Rearrival
*絶版品 New Old stock


*Rear View (内装色:Brown)
*この車は右ハンドルです。


*Front View


*Side View

*エンジン:4気筒DOHC/1488cc Twin spark,145HP/8,000rpm
* Max Speed 220km/h (5 speed manual gear box)

NEW!! IXO MODEL:Alfa Romeo 8C2300LM "Le Mans 1932"1/43ダイキャストモデル
    

IXO MODELの新作、Alfa 8C2300LM Le Mans1932優勝車です。

1931年、アルファが発表した2,336ccの排気量を持つ8気筒DOHCエンジン はスーパーチャージャーを装着して142HPを発生する当時最高の性能を持つロードカーでした。
その3,100m/mロングホイールベースシャシーを持つ4シーターをベースに軽量ボディを架装したコンペティションマシンがこの8C2300ルマンでした。ロード版を上回る155HPの最高出力を誇りました。
1931年のルマンには3台の8C2300が出場し、この#16は倍以上の排気量を持つメルセデスSSKを押さえて見事総合優勝を飾りました。 翌1932年にはカロッツェリア・ツーリング製ボディを持つ8C2300LMが3台出場し、この
Raymond Sommer, Luigi Chinetti組の#8の車輌とFranco Cortese, Giovanni Battista Guidotti組の#11で見事1,2位を納めています。

1931年に続く快挙となった名車の嬉しいモデルを上手く再現しています。


Alfa Romeo 8C2300LM Le Mans1932 *Winner:
LM1932: ¥4,720 (#8)


*Rear View (内装色:Black)


*Front View


*Side View

(Driver: Raymond Sommer./Luigi Chinetti )

NEW!!M4-Alfa Romeo Collection: Alfa Romeo 8C Competizione 2007 -1/43ダイキャストモデル

BEST,ART MODEL,RIOのブランドでお馴染みのイタリアのダイキャストモデルメーカー、M4が2007年から新しくスタートしたアルファロオメモデル専門のブランドM4の新作、アルファロメオ・8C Competizione 2007の特別モデルです。

2003年のフランクフルトショーで衝撃的なデビューを飾ったアルファの2シータークーペ、8C Competizione。
アルファ・スタイルセンターのチーフに就任したウォルフガング・エッガーの手になるそのロングノーズの下には往年の8Cシリーズを再現するべくフェラーリ/マゼラーティ製4.7L-V型8気筒エンジンが搭載されていました。 '60年代のスペシャルモデル、33/2ストラダーレやジュリアTZシリーズを彷佛させるスポーティでグラマラスなフォルムは忽ち多くのアルフィスタの心を捕えました。 2006年に正式に世界限定500台生産モデルとして販売が決まり受注が終了しました。

今回のモデルは2007年フランクフルトショーでお披露目された最終市販型の車輌をホイールでザインまで忠実に再現した限定モデルです。 
※1,344個限定品


Alfa Romeo 8C Competizione 2007
M47085:(RED) 
※完売 *Sold out


*Rear View


*Front View


*Side View(*内装色:ブラック)